今日の空 (自分を奮い立たせる朝のひとこと)

1996年に日本で最初の真珠のECショップを開設し、決済システムの必要性からNTTリバイ、アコシス、キャピオン等の電子決済システム構築に関わると共に1999年からは国・地方行政からの依頼で、公務にて新規事業支援分野、主にEC・ベンチャー支援業務として各地を行脚しました。
特に宮城県の産業支援に6年間毎月通うことになり、本当にお世話になりました。感謝しております。
2006年度から、特任教授の肩書きで国立大学のお仕事をさせていただきました。
素晴らしい仲間と多くの学びを頂戴しました。(少しは国の為にお役に立てたかな?)
今は、日本の伝統産業である「真珠」業界の輝きを取り戻す為に楽しく笑顔で、日本全国にご紹介させていただきます。
さぁ今日も朝の一言から頑張るか  岩城達夫 

眼が衰えました。真珠の微妙な光沢が見づらい。仕事を辞め、旅に出ます!
(追伸:2019年から次の生き方を探してます。)
(追伸:2022年からInstagramを始めました。遅いなぁ)
(追伸:晴耕雨読の日々に感謝)

歌詞はちょっと悲しいですが、好きな歌だ
「SUKIYAKI : 上を向いて歩こう」
It's all because of you,
I'm feeling sad and blue
You went away, now my life is just a rainy day
And I love you so, how much you'll never know
You've gone away and left me lonely

歴史

口を閉じろ

何をしゃべれるかは知性が、

何をしゃべらないかは品性が必要だ。






20240327








正しい考え方

ノーベル賞は、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」とある。
然しながら経済学賞だけはノーベルの遺言になくノーベル財団は認めてはいない。
当然、経営学はなく広く学問としては認められていない。

そもそも、経営学を学べば経営が出来るのか、若しくは自らが経営する際に役に立つのかと考えたら甚だ疑問である。

わたしの考え方ですが、経営の本質は「正しい考え方」に尽きると思います。

松下幸之助の「道をひらく」や、ドラッカーは全書を読み、三国志から、哲学、歴史といった良書を読みました。
理解できるどうかは問題ではなかったのです。

会社経営は、経営者の考え方で進むべき方向性が示されます。
間違った考え方で間違った方向に進めば、どんなに努力をしても良い結果には巡り合うことはありません。

この正しい考え方には「今」に答えは無く、常に時代とともに変化をし続けてます。
しかし時代と共にどう変化しようとも「本質」はあると考え、そこに正しい考え方が見えてくると信じます。
広く歴史から学び今を判断する。経営学の本質はそこにあるのでは?と考えています。






20240126




昔の常識、今の非常識。

スキンシップはセクハラ
呑みのお誘いコミュニケーションはパワハラ

ひと昔の常識は通用しない時代になっている。
むかしはむかし、いまはいま。
昔の観念を今に持ってきて議論するのは時間の無駄。

松本人志さんの件も今だったら絶対に駄目な事だが、その当時は割と通用していた。
やしきたかじんは、読売テレビスタジオのド真ん中で、咥え煙草にワイン飲んで現場を仕切っていたなぁ。
アカン事は絶対にアカンけど、昔のことをいま言うなよ。時系列を一緒にして議論するな。

ビジネスの世界だって2000年当時のYahooや楽天のビジネスモデルをいま行えばちょっとヤバい!
Microsoft、AMAZON、しかり。

むかしはむかし、いまはいま。





20240123






労働

労働というものがマルクスの時代は筋肉労働が主体であり、その後は機械設備に置き換わり、現代では頭脳労働へと変わってきた。
そして費やす「時間」も多いほど賃金が上がるとはいえず、少ない時間であるから少額ともいえない時代へと変わった。

つまり現代において労働、人件費というものは全く様変わりしてしまったといえる。
にもかかわらず百年ほど前の考え方を通用させようと思うから様々な軋轢も誤解も生まれる。









20240116




旅に出てます。





帰国次第、再開します。







粋と粋

粋(いき)と 粋(すい)

同じ漢字でも意味が微妙に違う。
粋は訓読みで「いき」音読みで「すい」と読む。

色んな意味があるのだが、こんな言い伝えがある。

江戸の「いき」は吐く息に通じるそうで、不要なものはため込まず、サッパリ・スッキリとこそぎ落とすのだそうです。
それに対して、上方の「すい」は吸う息に通じ、何でも取り入れ、蓄積していく足し算の美。
着こなしも身のこなしも優雅にはんなりとやるのが二枚目。

粋だねぇ






230809







これからは、〇〇の時代

(引用)
『EV販売が急回復する見込みは薄く、市場関係者はリチウム相場のさらなる下落を見込んでいる』


EVバブルがはじけてしまったようだ。
リチウム電池の重要な原材料であるリチウムの価格下落が止まらないという。

EV(電気自動車)でも昆虫食でも太陽光でも「これからは〜の時代だっ」という掛け声には要注意だろう。
それは誰かによる、何かの販売促進である場合が多い。


数多の仮想通貨も殆どが消え去った。







230425






明日のために

将来を予測する教材は過去の出来事しかないので、歴史を学ぶ。

歴史を学んでいなければ、何か起こった時に慌てふためいてしまう。







230419








原因と結果

我を亡ぼす者は我なり。
人、自ら亡ぼさずんば、誰か能く之を亡ぼさん。
(安岡正篤活学一日一言)



原因も結果も、自分自身にある。ですね。






230217

民主主義国家

民主主義の国は世界の王道でも多数派でもない。
ごくごく少数派と考えて、サービスや商品を考える。

167の国と地域の民主度を、
「完全な民主主義(Full democracies)」
「欠陥のある民主主義(Flawed democracies)」
「混合政治体制(Hybrid regimes)」
「独裁政治体制(Authoritarian regimes)」の4レベルに分類すると。
完全な民主主義国家は、167か国中の21か国、人口比では6.4%しかいない。欠陥のある民主主義(53か国、39.3%)を含めても民主主義の国は多数派ではない。

日本の大切な商圏である中国も、ビジネスで人気のシンガポールやベトナムも民主主義国家ではない。
世界のトレンドは、力を持ったリーダーの独裁政治体制へと動いている。




Wikipedia指数







230202







善因善果、悪因悪果

【因果の法則】
物事にはすべて原因があり、
善い因をつくれば善い結果がもたらされ、悪い因をつくれば悪い結果がもたらされる。


仏教の教えだけではなく、易経にも同じ意味の教えがある。
「積善の家には必ず余慶有り。
  積不善の家には必ず余殃有り」

善行を積み重ねた家にはその功徳により幸せが訪れ、
不善を積み重ねた家にはその報いとして、災難がもたらされる。

したがって、運命をよくするためには善因をつくらなければなりません。
その、積善の基本となるのが、日々の仕事です。

仕事という言葉を構成する「仕」も「事」も、訓読みすれば「つかえる」です。
働くこと自体が世のため人のために尽くすこと、善を積むことに通じているのです。






221117





いちいち他人に反応しない

「自ら欺かず。
 之れを天に事(つか)うと謂う。」


人を相手にせず、天を相手にせよ。
天を相手にして己れを尽し人を咎(とが)めず、
我が誠の足らざるを尋ぬべし。
『南洲翁遺訓』






221004









経営と盆栽

野放図に枝葉広げて気持ちよく咲くのは楽に見えるかもしれないけど、
大きくなってくるとなかなか大変だ。
枝が重くて折れちゃうこともあるし、栄養が足りなくなって枯れてしまうかもしれない。

時には、自分を守るために自分自身を選定しなきゃいけないことがある。
でもそれは自分の芯、幹を守るために必要。
こころを鬼にして切り捨てる。





220722














商売

色んな商売を見てきた。
思うのは、商売は不公平だってこと。

若い時からずっと楽に商売を続けれる人もいる。
急上昇して急降下する人もいる。
人生の後半にピークを迎える人もいる。
ずっと恵まれない人もいる。

商売にというゲームに勝ち負けの一定の法則は無い。
ただ一つ言えることがある。

ずっと恵まれてみえる人はみな必ず努力していることだ。
例外なく。





220715




たなばた

七夕は五節句のひとつ

1月7日:人日 (じんじつ)の節句
    七草の節句
3月3日:上巳 (じょうし/じょうみ)の節句
    桃の節句
5月5日:端午(たんご)の節句
    菖蒲の節句
7月7日:七夕(しちせき)の節句
    笹竹の節句
9月9日:重陽(ちょうよう)の節句
    菊の節句

七夕の節句は、日本古来の豊作を祈る祭りに女性が針仕事などの上達を願う中国伝来の行事などが習合したものと考えられている。
奈良時代に七月七日と定められ、牽牛織女の二星を祭るとともに詩歌、縫製、染織などの技術上達を願う行事とされ、江戸時代以降は一般庶民にも広がりました。

今宵は夜空を眺めてみよう。








220707






雑記

【今週は色々と・・・・】

2018年6月27日 ロシアのヴォルゴグラード(旧称スターリングラード)の小高いママエフの丘に立っていた。
丘の上には女性像が立っているのだが、姿は見えるのだがなかなか近づかない。
ママエフの丘には、200日に及んだスターリングラード攻防戦を象徴する200段の階段が備え付けられている。一段が一日だとして、こんなに長い苦しい戦いをしていたのか。
今回のロシア訪問は、翌日のFIFAワールドカップ ロシアでの日本対ポーランド戦のため。フリー行動でロシア国内を移動していた。
各地で見聞きした感想ですが、ロシア(ソ連)の戦争はいつも無骨な耐える戦いをしている気がする。
アメリカや欧州のような洗練された知的な戦いではなく、地味な叩かれても叩かれても再び起き上がり、退却することが悪いと躾けられた子供のように・・・・・
あってはならない事だが、現ロシアは西に200キロメートル先にあるウクライナと戦争を始めてしまった。
逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」は、スターリングラードが舞台。本にも書かれているがロシア人には和解はない。自ら戦争を辞めようとしないだろう。
わたしもそのように思う。
「ロシア軍は3日以内に食糧弾薬尽きる」でネット検索すれば判るが、日本では自分たちに耳触りの良いニュースがたびたび流れてくる。
戦争は絶対にいけないことがだ、ウクライナ人が全て良い人たちで可哀そうと思うのは個人の自由だが。ロシアにも主張することとがあるだろう。聞く耳を持たなくては。
しかし、繰り返すがこの戦争に和解は無い。
経済的圧力をかけようとしても意味がない。ロシアの経済を守るために戦いを始めたのではない。戦いは長引く。
モノが無くても耐える。食べるものが少なくても我慢する。
ロシア帝国時代から、あの国は忍従の精神を守ってきている民がいるから。
因みにロシアは広大な土地を持った大国だが,国民の数は日本と殆ど変わらない。
ロシアが約1億4千万人
日本は約1億2千万人
あの素晴らしい文学や芸術を生み出してきた国。
上から目線で押さえるのではなく、話を聞く政治家が何故いないのだろうか。
喧嘩の原因は、その殆どが些細なこと。
それを知ろうとせずプライドを傷つける事をしている人々(国々)が多いのでは?それすら分からなかったら黙っていろ。
他の国の顔色を窺って同調圧力をかけるしか能がないなんて子供のいじめだな。
今日はたった4年で変わってしまった世相を嘆いてみた。
あと何年生きれるか分からないが、さほど長くはないだろう。
少しでも子供たちが笑顔で、未来に想いを馳せるワクワクする世界を残してあげたい。






36224496_2000230683385528_4567907197735927808_n




地震に関する言い伝え

○雲が長い帯のようになりなかなか消えないときは地震の疑いあり。
○長い帯雲が下のほうにあって長く残るときは近くで地震がある。
○長い帯雲が高かくにあって長く残るときは遠くの方で地震がある。
○龍のようなまき雲がまっすぐ立ち上るときはすぐに地震の疑いあり。
○夕方放射状に雲が広がり夕焼けに染まると火山や地震の前兆。
○犬が異常に吼えるときは地震の可能性あり。
○鶏が夜中に突然騒ぎ始めるときは地震がある兆し。
○日中カラスの大群が移動するとき地震に注意。
○夜中にカラスが大声で騒ぐとき、地震が近いしるし。
○井戸の水が突然枯れたり水位が下がったりするときは即地震を疑うべし。
○井戸の底からゴロゴロと音がするときは地震の可能性あり。
○小動物や魚に落ち着きがなく異常な行動をとる時地震を疑うべし。
○ヘビが穴から出で広いところにいるときは地震の可能性あり。
○温泉が枯れたり温度が変わったりするとき火山や地震の可能性あり。
○朝、風がなく空気が重く感じるときは地震の可能性あり。
○ネズミが騒ぐときは地震に注意。
○冬に眠中のヘビやカエルを見たら地震を疑うべし。
○ミミズが突然大群で出てくるときは地震の可能性あり。
○アリが大群で固まって動かないときは地震の兆し。
○ムカデが大挙して移動していくときは地震が近いしるし。
○魚が突然いなくなるときは地震が近い。
○見かけない魚が上がり人々が驚くときは地震や天災の前兆。
○水槽の魚に落ち着きがなく食欲もないときは地震の疑いあり。
○犬やネコに落ち着きがなく食欲も無くなったときは即地震と思うべし。
○ネコが異常に落ち着きがなく外に出たがるときは地震の可能性あり。
○ウサギが飛びはねて落ち着かないときは地震が近い。
○小魚が大量につれたり獲れたりするときは地震の可能性あり。
○ナマズやウナギが白昼多数見かけるときは地震が近いことあり。
○池の鯉が落ち着かず盛んに飛び上がるとき地震が近い。
○夜、海や山に光の玉がみえるとき地震が近い。
○海の水が急に引き初めると地震や津波に注意。
○頭がフラフラし脱力感があるときは一応地震を疑うべし。
○頭痛があり不安感や恐怖感、神経的な不調があるときは地震が近い。
○金属性の耳鳴りがするときは地震の疑いあり。
○ドーンという山鳴りがすると直ぐに地震がある


あくまでも云い伝えだが、馬鹿にせず目を通しておく。




220311








難が無いのが無難な人生。

難があるのが有難い人生。

ひとよりも難が多い私の人生、本当に有り難いと思える。




220310




茶道

日本がこの平和でおだやかな、日本は文明国になったというのである。
近年、侍の掟―日本の武士が進んで自分の命を捧げる「死の術」―については盛んに論じられるようになってきたが、「生の術」を説く茶道についてはほとんど注意が払われていない。
無理解もはなはだしいが、やむをえない。戦争という恐ろしい栄光によらねば文明国と認められないというのであれば、甘んじて野蛮国にとどまることにしよう。



岡倉天心の言葉は深い。
優れた為政者や実業家は何故に茶室を創るのか?
なぜ茶道なのか??

こんな私にも、裏千家の「今日庵」に這入る機会があった。もう何年前だろうか?




220202







完璧主義者

日本のモノ作り技術は凄い。
日本人は勤勉。
新幹線をはじめ乗り物は時間ピッタリに到着する。こんな技術は日本だけ。
しかし我々経営者はこのような言葉に騙されて、完璧を目指してはいけない。

完璧を目指すと、ほとんどが挫折する。目標を達成できないのだ。
やり抜けない最大の理由は、完璧主義です。

私たち凡人は、大切な2割に集中して、あとの8割は捨てましょう。
結果、8割の人に喜ばれます。
さらに2割に集中する日々の積み重ねで、より高い目標に向かって進めます。

むかしの日本の鉄道は時間に遅れて当たり前だった。
戦後の製造業など商品は、消費者が不具合を直して使っていた。

最初から完璧を目指さないで!





211111




ほとけさま

仏様の種類は、大きく分けると、「如来」「菩薩」「明王」「天部」「垂迹」の5種類があります。

如来
如来は悟りを開眼した仏様の中でも最高位にいる存在です。
サンスクリット語では「真実から来た者」という意味があります。
悟りの境地にいる象徴として、その姿は質素な衣を身にまとっているのが基本です。
「大日如来」「薬師如来」以外は装飾品を持っていない事も特徴的と言えます。
前者は冠を被っており、後者は左手に薬壺を持っているのが一般的です。
他に、「釈迦如来」「阿弥陀如来」「毘盧舎那仏」。


菩薩
梵語で「悟りを求める者」いう意味。(次期如来候補)
菩薩は如来になる前の存在で、修行中のお釈迦様をモデルにしています。
種類としては、地蔵菩薩、弥勒菩薩、観音菩薩など。
お釈迦様は元々インドの王子だったので、その名残から菩薩の外見は冠や首飾りなど豪華な装飾品をふんだんに身に着けているのが基本的な特徴です。


明王
バラモン・ヒンドゥー教の神々で、如来、菩薩に次ぐ仏格。(如来の使者)
その役割は仏の教えに従わない者たちを正しく導く事です。
そのため道を誤った者たちを厳しく説き伏せるために髪が激しく逆立ち、牙が生え、形相は憤怒を表すため激しく睨みつける表情をしています。
「不動明王」「降三世明王」「軍茶利明王」「金剛夜叉明王」など。


天部
仏様に帰依した古代インドの神々。また、天(天竺)や天上界に住むう者の意味する言葉。
如来、菩薩、明王は、人々、生き物の救済を目的としますが、天部の諸天は、仏法を守護する役目を持っています。
仏教経典によると多種多様な民族がいた影響で好戦的な性格をした神々が多く、如来の威光に服した神々はその好戦的な部分が認められて守護を誓ったとされているのです。
「帝釈天」「持国天」「広目天」「増長天」「多聞天」など。


羅漢(らかん)
上記4つ以外の仏様は垂迹(すいじゃく)と呼ばれています。
(本地垂迹思想の元に生まれたのが垂迹神)
垂迹の中でも最高の悟りを開いた高僧を羅漢と称します。
お釈迦様に従った500人の仏弟子の総称。





日本は多神教ゆえに、仏さまも多種多様。
奈良などのお寺参りの際に基礎知識として覚えておくと楽しい雑学です。
わたしも、この週末に明日香方面に出かけてみようかな。





210908




長月

「物のあわれは秋こそまされ」
徒然草(吉田兼好)で有名な句です。 
しみじみとした趣、味わいは四季の中で秋が一番優れているという意味。
そんな風に学んだ。

しかし、この句には続きがあって
「心が浮き立つのは秋が一番」と、誰でも言いそうで、そんな気もするが、心が空いっぱいに広がるのは春の瞬間だ。
と続いていく。要するに秋も素晴らしいが春もいいぞ。酷暑の夏も寒い冬もイイね。と。


折節のうつりかはるこそ、ものごとにあはれなれ。
「物のあわれは秋こそまされ」と、人毎に言ふめれど、それもさるものにて、今ひとときは心も浮き立つものは春の景色こそあめれ。
鳥の声などもことの外に春めきて、のどやかなる日影に、墻根の草萌えいづるころより、やや春ふかく霞みわたりて、花もやうやう気色だつほどこそあれ、折しも雨風うちつづきて、心あわたたしく散り過ぎぬ。
青葉になり行くまで、よろづにただ心をのみぞ悩ます。
花橘は名にこそ負へれ、なほ梅の匂ひにぞ、いにしへの事も立ちかへり恋しう思ひ出でらるる。
山吹のきよげに、藤のおぼつかなきさましたる、すべて、思ひ捨てがたきこと多し。


コロナ禍の時が長くなり、コミュニケーションの時間が少なくなったせいか、メディアなども犯人探しや早く答えをだして結論付けようと急いでいる気がする。
今日から9月。
ゆっくり、ゆっくり、日本の四季。秋を味わいたいものです。

私も再起動する時期に来たようです。
ボチボチ、ビジネスを始めます。






210901





神話

オリンピックは穿った視点で見れば、国の威信をかけた戦いである。

金メダルは神がもたらすものではない。
ゆえに神を持たぬ人も、神を信じぬ人も多くあるのも事実。

だが神話を持たぬ国はないと言われている。正しくは神話を持たぬ国は必ず亡びると。
神話は近代科学とは別の次元の心理であり、歴史とは別の国家起源であるから、永遠に否定されるものではない。

理解できないからありえないではなく、理解できなくとも存在するものはある。







210805






他人を愛するよりも、自分を愛するには時間がかかる。

10年前の自分はイイ事を言っていた。
歳を取ってようやく自分を少し愛することができるようになった気がする。

本気で自分を愛せないなら、人をこころから愛せるわけなどない。






210803








正直者と嘘つき

ずいぶん昔から悩んでいることがある。

実は私は海沿いの小さな町で生まれた。
田舎の年寄りたちは、赤ちゃんや幼子を見ると顔も良く見ず「可愛いねぇ」と大きな声で言う。
よくよく見れば、可愛くない、ブチャイクな子でも。

子供だから可愛いと善意で言っているのは分かる。
しかし明らかに可愛くない造作の子供にも、チラッと見ただけで「可愛い」とは??
物心が付きだした10歳前後ぐらいから違和感を覚えてきた。
ふだん正直に物事を見て、言葉に出しなさいと言われ続けてきたから。

いくら何でも、本人や親の前で「ブチャイクな顔」ですね、とは正直者だとしても言えませんよね。
しかし、可愛くないと思っているのに、噓をついてまで可愛いと言わなければならないのか?

しょーもない話だと分かっているし、黙るという選択肢もあるが、未だにこれといった答えを探し出しきれない。

おそらくだが・・・・・・・
コミュニティ世界の中で生きていくのであれば、「答えを出さない」、いや「答えを出してはいけない」という決断がある。

それは、相手の自尊心を尊重するときだと思う。
どの言葉でも相手が傷つくことがあると知るべきなのだろう。


大坂なおみ・・・・純粋な心の持ち主だと思います。





210601















今日から6月 水無月。
少し考え事をしたくホテル住まいを始める。
今日は大阪。南御堂の上に出来たホテルに・・・・


2106011









「稽」とは、常用漢字で[音]ケイ(漢)と読み、[訓]とどまる・かんがえる、と読む。

よって「稽古:けい‐こ」とは、古(いにしえ)を稽(かんが)えるとの意味を持つ。

読めても書けない字のひとつだったが、意味を確かめると考えさせられる。






210316











ウソ

世の中にいろんな嘘が増えてきたように感じる。

人は様々な理由で嘘をつく。
大抵は、少ない努力で何かを得られそうに思えるからだ。

でも、短期的な戦略の多くは長期的には非効率だ。

嘘をついた人の大半は、その場で切り抜けたと思っている。
でも、実際には、嘘をついても終わりではない。





210209









バイデン大統領就任演説

民主主義の大義の勝利

ロバーツ最高裁長官、ハリス副大統領、ペロシ下院議長、シューマー院内総務、マコネル院内総務、ペンス副大統領、ゲストの皆さん、そして米国民の皆さん。今日は米国の日だ。民主主義、再生と決意の歴史および希望の日だ。長い試練を通じて、米国は繰り返し試練を経て、困難から立ち上がってきた。

我々は今日、一候補者の勝利ではなく、民主主義の大義の勝利を祝っている。人々の意思が響きわたり、人々の意思が聞き入れられた。我々は改めて、民主主義の貴重さを学んだ。民主主義はもろいものだ。しかし今この瞬間、それは勝利を収めた。

数日前に暴力が議事堂の土台を揺るがそうとしたこの神聖な場所で、我々は、神の下、分かたれることのない一つの国家として結集し、200年以上そうしてきたように平和的権力の移行を行っている。我々は、たゆまず、大胆で、楽観的という米国独自のやり方で未来に目を向け、実現可能かつ実現しなければならない国家を目標に掲げる。

出席くださった民主党、共和党両党の前任者の方々に心から感謝する。皆さんは米国憲法の復元力、国家の強さをご存じだ。カーター大統領もそれをよく知っている。カーター大統領は本日出席できなかったが、昨夜、話をした。大統領の生涯にわたる国家への奉仕に敬意を表したい。

これらの愛国者一人一人と同じように、私は今、神聖なる宣誓をした。ジョージ・ワシントン大統領が最初に行った宣誓だ。しかし米国の物語は、我々ではなく、より完全な結合を求める国民全体にかかっている。米国は素晴らしい国であり、我々は素晴らしい国民だ。何百年にもわたり、嵐と対立、平和と戦争を経て、ここまでやってきたが、まだ道のりは続いている。

白人至上主義、国内テロ打ち破る

我々はスピードと緊急性を持って前進する。なぜなら、危険と可能性に満ちたこの冬、やらなければならないことがたくさんあるからだ。修復し、復元し、傷をいやし、構築し、獲得しなければならないことがたくさんある。米国史の中で、これほど困難で試練に直面しているときはまれだ。

100年に1度のウイルスが、国家を静かに闊歩(かっぽ)している。この一年で、第2次世界大戦で亡くなった米国人と同じ数の多くの命を奪った。数百万の職が失われ、無数のビジネスが閉鎖された。約400年におよぶ人種間の平等を求める声が我々を動かしている。すべての人への正義の夢は、もはや先延ばしされることはない。

地球そのものからも生存を求める声が上がっている。その声は、かつてないほど切実で明白だ。政治的過激主義、白人至上主義、国内テロリズムが勃興しており、我々は立ち向かわなければならず、必ず打ち破る。

これらの試練を乗り越え、我々の魂を取り戻し、未来を確保するには、単なる言葉以上のもの、民主主義においてもっともつかみどころのない「Unity(結束)」が必要だ。結束。結束。1863年の新年に、アブラハム・リンカーン大統領は奴隷解放宣言に署名した。紙にペンを入れるとき、大統領はこう言った。「歴史に名を残すことがあるとすれば、この行為であり、ここに私の魂すべてが入っている」

私の魂すべてが入っている。大統領に就任した今日、私の魂すべては、米国を一つにすること、国民を結束させ、国を結束させること、このことに向けられている。そして、国民の皆さんに、この大義に加わってくれるようお願いする。怒り、恨み、憎しみ、過激主義、無法、暴力、病、職と希望の喪失という共通の敵と戦うために結束すること。結束することで、素晴らしいこと、大切なことを成し遂げることができる。

中間層を立て直し、皆にヘルスケアを

誤りを正すことができる。よい仕事をもたらすことができる。安全な学校で子供たちを教育できる。死をもたらすウイルスを克服できる。労働に報い、中間層を立て直し、皆がヘルスケアを得られるようにできる。人種間の平等を実現し、米国を再び、世界に善をもたらすリーダーにできる。

融和の話をするのは愚かな幻のように聞こえるのは分かっている。だが、我々を分断する勢力は奥深く実在するものだ。また、新しくもない。 我々の歴史では全ての人が平等だとする米国の理想と人種差別の醜い現実との闘争が繰り広げられてきた。その対立は永遠に続き、勝利も確実ではない。

南北戦争、世界大恐慌、第2次世界大戦や2001年9月11日に起きた米同時テロなどの争いで、苦闘、犠牲や後退を経験しつつも、必ず私たちの天使が勝利した。十分に人が団結し、みんなが前進できるようにした。それは今、私たちにもできることだ。 歴史、信仰、そして理性が導かせてくれる。敵としてではなく、お互いを隣人として敬意を持って接することができる。我々は団結できる。怒鳴り合うのをやめ、緊張感の温度を下げよう。

融和がなければ平和はない。憎しみと怒りだけで、進歩できない。激しい怒りは単に疲れるだけだ。国家はなく、カオスの状況が続くだけ。私たちは歴史的な危機と試練に直面している、この先の道は融和だ。米国として、この瞬間に立ち向かわなければいけない。そうしたら失敗しないと保証する。みんなが行動できたときに米国が失敗したことはない。

今日、この場所で、新たなスタートを切ろう。みんなで。お互いの話を聞き、お互いに敬意を見せ合おう。政治は通り道にあるもの全てを破壊するような燃える炎である必要はない。意見の相違が無制限の戦争につながる必要はない。また、事実を操作したり、製造したりする文化を拒否しなければならない。

米国は改善しなければいけない。米国は今の状況よりも良いところだと信じている。周りを見てみよ。連邦そのものが危うい状況だった南北戦争中に建設が完了した連邦議会議事堂のドームの影に私たちは立っている。我々は努力し、勝ち残った経験がある。

我々はここに立ち、キング牧師が夢について語ったナショナル・モールを眺め、108年前の就任式で、女性の投票権獲得のために抗議する勇敢な女性達を止めようと数千人規模の抗議デモが起こった場にも立っている。そして今日、米国の歴史上、初めて女性としてカマラ・ハリス氏が副大統領に就任する。何も変わらないとは言えないだろう。

真実を守り、虚構に打ち勝つ

我々を米国人として定義づける、米国人としての私たちが愛する共通の目標とはなにか。私たちは分かっていると思う。機会、安全、自由、品格、尊敬、敬意、そしてその通り、真実だ。ここ数週間、数カ月の出来事は我々に痛みを伴う教訓をくれた。真実があり、うそもある。権力と便益のためにつかれたうそだ。

そして我々各人が、国民として、米国人として、特に我々の合衆国憲法を尊重すると誓い、我々の国を守る指導者として、真実を守り、虚構に打ち勝つ義務と責任を負っている。私は多くの米国人が未来にいくぶんの恐れを抱いていることを分かっている。仕事のこと、家族を養うことを心配し、次に起こることに気をもんでいることを知っている。私は理解している。

だがその答えは内向きになることではない。派閥同士の競い合いになり下がってはならない。自分と行動が違う人、崇拝するものが異なる人、あなたと同じ情報源から情報を得ない人を不審に思うことではない。我々はこの不作法な、赤と青を対比し、地方と都市を隔て、保守とリベラルを分ける戦いを終わらせなくてはいけない。私たちが心を固く閉ざすことなく、開かれた精神を持てば、可能なはずだ。

我々がわずかな我慢と謙虚さをみせれば。すこしの間だけ、相手の立場に立って考えることをいとわなければ。なぜならそれが人生だからだ。あなたがどういう運命にさらされるかは分からない。

新型コロナウイルス対策で結束を

いつかあなたが助けを必要とするときもあれば、我々が手を貸してほしいと呼ばれるときもある。それがお互いにあるべき姿だ。我々がこうした振る舞いをできるようになれば、我々の国はより強くなる。より繁栄し、より未来志向になる。

私の仲間、米国人たちよ。我々の今後の仕事では、互いを必要としあうだろう。我々はこの暗い冬を耐え抜くために我々のすべての力を必要としている。我々は新型コロナウイルスとの戦いにおいて、最も厳しく命懸けとなり得る時期に突入している。

我々は政治的な動きをやめ、このパンデミックに対して1つの国として向き合わなければいけない。私は約束する。聖書に書いてあるように、夜はよもすがら泣きかなしんでも、朝とともに喜びがくるのだ。我々は一緒にやり遂げるのだ。

同盟関係を修復

世界は今日、見ている。そしてこれが、国境を越えて世界に伝わる私の言葉だ。米国は試練にさらされてきたが、その分強くなってきた。我々は同盟関係を修復し、もう一度世界に関わっていくだろう。昨日の課題に応えるのではなく、今日の、あすの課題に向き合っていこう。そして私たちは単に力を持っていることを示して(世界を)導くのではなく、我々の事例そのものが力となるように導いていくのだ。我々は平和、発展、そして安全のために、強く信頼されたパートナーとなるだろう。

この国で我々は多くのつらい経験をしてきた。私の大統領としての最初の行動として、この1年間に(新型コロナウイルスの)世界的大流行で我々が失ったすべての人々、40万人の同胞の米国民ー母親、父親、夫、妻、息子、娘、友人、隣人、同僚たちーをしのび、私と共に黙とうをささげていただきたい。我々は、我々がなることができる、そしてなるべきと知っている国民と国家を実現することで、彼らを記念する。命を失った人々、残された人々、そして我が国のために黙とうをささげよう。

試練の時

アーメン。今は試練の時だ。我々は民主主義と真実への攻撃に直面している。猛威を振るうウイルス、広がる不平等、制度的人種差別の痛み、気候変動の危機。世界における米国の役割。これらのどの1つでも、我々に重大な挑戦をもたらすに十分だ。しかし事実は、我々はそれらすべてに同時に直面し、この国に最も重大な責任をつきつけている。

いま我々は取り組みを強化しなくてはならない。我々全員がだ。大胆さが求められる時だ。なすべきことが多くあるからだ。そしてこれは確実だ。我々、あなたと私は、この時代の連鎖的な危機をいかに解決するかによって判断されることになる。我々は難局で力を発揮するか?我々はこのまれな、困難な時期に打ち勝つだろうか?

我々は義務を果たし、子どもたちに新しい、よりよい世界を引き継ぐだろうか?そうしなければならないと信じている。そうすると信じている。そしてそのとき、米国の物語に次の1章を記すことになる。それは私にとってとても重要なある歌のような物語だ。「アメリカン・アンセム」という歌で、私にとって際立つ一節がある。

「何世紀にもわたる努力と祈りにより、今日の私たちがある。私たちのレガシーは何だろう?私たちの子供らはなんと言うだろう?私の時代が終わるとき、心の中で知る。アメリカ、アメリカ。私はあなたのために最善を尽くした」

これから語られる我が国の物語に、我々自身の努力と祈りを加えよう。そうすれば、我々の時代が終わったとき、我々の子どもたちと、その子どもたちは、私たちが最善を尽くしたと言うだろう。義務を果たしたと。壊れた国を癒やしたと。

我が同胞の米国民よ、私は今日、始めた所、神聖なる宣誓で締めくくる。神とすべての皆さんの前に約束する。常に皆さんに本当のことを話す。憲法を守る。民主主義を守る。米国を守る。権力ではなく可能性を、個人的利益ではなく公共の利益を考えて皆さんのために尽くす。そして共に、私たちは恐れではなく希望、分断ではなく団結、闇ではなく光の米国の物語を書き記す。礼節と尊厳、愛と癒やし、偉大さと寛容の米国の物語を。

これが私たちを導く物語とならんことを。我々を鼓舞する物語、今後長年にわたって我々が歴史の呼び声に応え、対処したと伝える物語を。民主主義と希望、真実と正義は我々のもとで死なず、栄えたと。米国は国内で自由を確保し、再び世界を照らす灯台となったと。それこそが、我々の先祖に、我々互いに、そして来る世代に負う責務だ。目的と決意を持って、確信によって粘り強く、信念に駆り立てられ、お互いと心から愛するこの国に献身し、我々はこの時代の務めに取り組む。

米国に神のご加護を。米兵たちに神のご加護を。アメリカよ、ありがとう。




英文 「Nikkei Asia」

















指導者

最も理想的な指導者は、部下から存在することさえ意識されない。
部下から敬愛される指導者は、それよりも一段劣る。

これよりさらに劣るのは、部下から恐れられる指導者。
最低なのは、部下から馬鹿にされる指導者だ。

【新釈 老子】(PHP文庫)

紀元前に書かれた老子。
昔から理想のリーダー像は変わっていない。







201204








与那国島

「あはれん・よしお」
「ありはま・よしお」

阿波連兄さんは沖縄本島
「ありはま」は漢字が分からない。
調べても東浜としか出てこない。
確か阿が頭についていた記憶があるのだが?
その「ありはま・よしお」兄さんは与那国島の出身だ。
実家の近くに水産高校があった為、いろんな地方の学生を預かっていた。

小学校に入る前後の微かな記憶がある。
沖縄の兄さんたちとの思い出は、
実家の内庭で風呂にくべる薪を鉈で割っていたこと。
一緒に五右衛門ぶろに入っていたこと。
年末の早朝に餅つきをしていたこと。
風の強い日にでっかい凧をあげてくれたこと。
いつも「甘えん坊の達夫」の傍に居てくれたのが沖縄の「よしお兄さん」だった。

那覇のよしお兄さんは、私が二十歳になった際に沖縄の自宅にお邪魔させていただいた。
毎晩、国際通りに遊びに出ていてご迷惑をおかけした。
当時はまだ車が右側を走っていて、何度かオートバイで飲んだ帰りに正面衝突しそうになった(笑)
またよく滑る道でアスファルト道路ではなかった記憶がある。

与那国島のよしお兄さんとは全く連絡が取れず、この歳まで来てしまった。
時折「何してるかなぁ?お風呂で、あたま洗う際に冷水をぶっかけられるのが嫌だった」そんな記憶がよみがえる。

よしお兄さんたちは、熱い風呂が苦手でいつも冷水。
当時は井戸水だったので、夏でもスイカを冷やすような冷たい水。子供にはそれが嫌だった。


今回与那国島に来島したのは「ありはま・よしお」兄さんを探すため。
乗ったバスの運転手「喜久山」さんに「ありはま」さんって苗字は多いの?って尋ねたところから始まった。
「ありはまは、友達にもいるけど、少ないねぇ〜」と、これこれしかじかと説明したらすぐに調べてくれました。
「ありはまよしおさんは、那覇に居るよ」と。
ものの10分で調べがついた。

喜久山さんの同級生のありはまさん、彼のおじさん筋にあたるとのこと。
親戚の弟云々

今も元気!だと。。。


自分の人生を巡る旅は面白いね。





喜久山靖










過去の ブログ
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード