大きな会社の社長は、泰然自若として穏やかに佇んでいるイメージがある。

然しながら、大会社と言われる松下電器(パナソニック)の松下幸之助翁や、
セブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊さんは叱る。
それも怒髪天の叱りかた。
立ったまま気絶した社員がいるとの伝説まである。

日本にはトップがあまり細かいことに口を出すと、人が育たないから駄目だという観念がある。
謙虚というものを、お坊さんの謙虚と勘違いをしている。


本当の商人の謙虚というものは、生きるために必死になっている姿だ。






200916