真面目に働くことが馬鹿らしいと思った時もあった。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」の意味が分からなかった。
 なんでワザワザ面倒くさいことをしなければならないんだと。

本当にコツコツ働く両親を見て
「要領悪いなぁ〜もっと楽に稼げばいいやん」と思った時もあった。

ちょっとだけ働いて、大きく儲けるのがカッコ良いと思ってた。

そうだね、若い時は真面目に、そして誠実に働くことに対してのアレルギー反応を起こすことがあるんだ。
でも、そんな考えを持っている時は、チャンスのほうもアレルギー反応を起こしているよ。

人が求めるだけの仕事以上はしないと決めていたら、目標もなくぼんやりとした人生を送ることになるね。
それどころか、もうちょっとだけ努力をしていればチャンスが舞い込んだのに、運がなかったと諦めた一生になるかもしれない。

真面目にコツコツ働いていると、本当にある時に閃くからね。
チャンスは勤勉で誠実な人のところに舞い降りる。

昔から伝え続けられた言葉は真実に近い。




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