1月17日
そう、昨日は阪神淡路大震災の日。
神戸が揺れた、大阪が揺れた、近畿全域が揺れた。

そんな17日の夜に大阪宗右衛門町の一画にて、お茶屋さんの開店レセプションおよばれ戴いた。
4代目桂春団治師匠をはじめ錚々たるメンバーに圧倒されつつ、お店側の仕込みさんを紹介された。
千葉県から出てきた16歳の少女。
花柳界に憧れ、ここで修行をさせて下さいと・・・・

祇園をはじめ京都や東京に数多ある置屋さんの中から奈良を選んだ。
周りの大人たちは「せめて高校をでてから、」と説得したと聞く。
結局は奈良で修行をしながら高校資格を取るとの事で、晴れて仕込みの身になったのだが。

何という覚悟だろうか。
天晴(あっぱれ)としか語る言葉がない。

阪神大震災から24年。
まだこの世に生まれても居なかった子から受けた潔さ。
覚悟を決めたものだけが持つ力強さを感じました。

この子はこれからどんどんと成長していくのだ。
お前も立ち止まらず、もっともっと社会に貢献しろと神様から諭されたのかもしれない。
有り難いご縁に感謝。





0118



朝色に染まる雨が道照らす
【まどか】