「ひと」は人間と表現されることが多いが、元々は仏教語。
人間は、世の中・世間・人の世を意味した言葉で「人間」に「人」の意味が加わったのは江戸時代以降である。

仏教では輪廻転生する五つの世界(五道)である「地獄、餓鬼、畜生、人間、天上」の「人間」を意味するとされています。
博識者は、ひととは人と人の間にあるのが本分。
ひとりでは生きられないんだよと説く。

それならば人間の一人称「自分」とは何だろう?
自らを分ける(みずからをわける)人なのだろうか。

ここ大阪では、相手を指さし「じぶん」どこから来たねん?ってな使い方をする。
一人称から二人称に変化する面白い土地。

今日も朝から変なことを考えている。




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霧雨がススキを揺らす光る朝
【まどか】