(システム)会社の仕事などで、上得意客からのどうしても断れない特急物件が来ることがある。
しかしながら手にかけている案件で手がいっぱいの状態なのですが・・・・

このような場合は、即座に断らなくてはならない。

物理的にどうにもできないものを、どうにかしようというのは虫のいい話。
それ以上に、自分自身が優柔不断であるということです。

断ることは、全ての人に優しいことにもなります。
上得意客の物件を投入すれば、いま手がけている物件を押しのけて進んでいくので、他の物件はすべて遅れることになります。
全物件が納期割れのリスクを抱えます。
 
一方、上得意客の物件を流して間に合わなかったら、倍叱られます。
最初から納期に間に合いませんと言ったほうが叱られなかったかもしれません。
叱られまいと、いい加減な対応をしたことが仇となります。
また、満杯の工程を動かすのですから、不要な残業も増え重大ミスも起こりかねません。

これらすべての不具合は、トップつまり経営者の優柔不断さが原因です。
何でもすべて悪いのは経営者です。

ですから常にシステムは8割程度で回しておけというのは、こういう時のためであり、働く人も身体と精神を休めるアイドルタイムが必要であるからです。
フル操業は、最大のリスクを抱えた飛行といえます。
 
さて、断ることが嫌ならば外注先や競争相手にも紹介する覚悟と前準備は必要です。
もしくは瞬時の対応で済ませるとしても、それが常態化しないように後で落ちつかせることです。
 
いずれにしても、物理的に無理なものは無理なのです。
その「あきらめ」の心は私は無欲だと思います。
 
どうやってもできないものを、なんとしても・・・
それは悪い欲。「我欲」
出来ないものは出来ないと割り切る。





0604



朝の声鳥が鳴いて風揺らす
【まどか】