1995年は一つの時代が動いた年と言える。
1月17日に阪神大震災が神戸を中心に関西を襲った、私も個人的に甚大な負債を抱えてしまった。
3月20日に地下鉄サリン事件が東京都内を混乱に陥れ、11月23日の勤労感謝の日にWidows 95日本版が発売発売されコンピューターの時代が始まった。

この1995年を境に日本は大きく動く。

1997年11月に山一證券、三洋証券、北海道拓殖銀行と立て続けに潰れ、翌年には長銀も経営破綻してしまう。
絶対潰れないと言われていた、東証一部の大企業や金融機関が倒産する時代に突入した。

あれから20有余年、ジェットコースターのように時代は激しく変化したと思ったが、日本にGDPは500兆円を少し超えただけで殆ど変化をしていない。
中国は約20倍、インドは6倍、アメリカやドイツも2倍以上の成長をしている。
先進国で唯一経済的に成長しきれなかったのは日本だけだった。

この20年で何が変わって、何が変わらなかったのだろうか?
なぜ変わらなかったのだろうか?

いま私たちが生きているこの2018年は1995年当時の匂いと似通っている気がする。
大きな変化の予兆であることは確かだが、AIなのかIPS細胞なのか、まだ知り得ていない何なのか分からないが日本のターニングポイントである気がする。

2020年は大きく世界経済が動くと言われて久しいが前兆なのだろうか。
再び時代の変化に立ち会える幸運に感謝したい。



0411


ゆらゆらと揺れる花びら春扇ぐ
【まどか】













本日の逸品 バロックあこや真珠ネックレス