身偏(みへん)に美しいと書いて、躾(しつけ)と読みます。
この躾は漢字の国、中国にない言葉です。
不思議なことにほかの外国語にもしつけに相当する単語が無い。
(私が知らないだけかもしれないが・・・・・)

Toilet training は、トイレのしつけと訳されますが Trainingはしつけではありません。
Table manners も同様です。
ドイツ語の die Zucht は調教でしつけとは違うと感じる。
なぜなら、日本語の躾には立ち振る舞いの美しさが求められる。
身の熟し方(こなしかた)を教えるのが躾けだと感じる。

躾けが身に付き大人として円熟していくと、「粋」の領域に近づいていくのでしょう。
また、この「粋」という言葉も、江戸言葉の「いき」と、上方言葉の「すい」別れるのだが、
どちらかと言えば江戸言葉の「いき」=意気よりも、上方の「すい」に近い気がする。

この大阪の地において、粋なビジネスを極めたい。
お客様も取引先も全てが喜ぶビジネスがそこにある気がする。



Wikipedia しつけ

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雨音に
歌う鳥が春を告げ
【まどか】















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