いま国会では、働く人の視点に立ち、企業文化、ライフスタイル、働き方を抜本的に変革させようと議論している。
  働き方改革 厚生労働省
基本的には来るべき労働人口減少に対応するための法整備だが、どうしても長時間労働の呪縛が顔を出す。
つらい・苦しい。休めない。ノルマが・・・その向こうに見える「過労死」。
短絡的にメディアが見出しで使う。労働は悪である・・・と。

然しながら日本人にとって働くとは本来「はたをらくにする」ことであり、喜びででもあった。
これに対し、基本的に欧米をはじめ大多数の国々は「労働は悪である」定義が成り立っている。
これは一つには旧約聖書の中にあるアダムとイブとの話から引用できる。

エデンの園で禁断の木の実を食べてしまったアダムとイブは、エデンの園を追放され神に罰を与えられた。
それがアダムは自分でパンを得る苦しみ(労働)
イブは子供を産む苦しみ(出産の陣痛)
すなわち労働とは罰との考えが基本にある。

よって近代の刑法に基づく【懲罰】は労働が組み込まれている。

これに対して日本の懲罰は江戸時代では全く反対で、
罪を犯したならば、遠島(島流し)、閉門蟄居など「働いてはいけない」という罰し方でした。
傍が喜ぶ(はたがよろこぶ)ようなことをしてはいけないと。
この一例を見ても勤労勤勉は日本の文化といえます。
労働に対する基本的な考え方(文化)が欧米とは全く違うんですね。

残業はダメ、長時間労働は厳禁、週40時間を超えてはいけない。
駄目駄目駄目と連呼されると【罰】を受けている気分になるのは私だけなのだろうか。
もっと伸び伸びと、うんと働きたい!
だって気持ちよく働くって、心が本当に喜ぶんですよ。










0223


ちらほらと
春を待ってる桜色

【まどか】



















本日の逸品 準花珠真珠ネックレス