たいていの計画は数字や図のようなものではなく、まるで小説のように転がって行く。

第1章は、誰とやるのか、何処ではじめるのか、手持ち資金がこれだけ、応援してくれる人が誰々。
リスクがこれこれ、これだけで、利益がこれだけ出るはずと。
計画通りいけば3年で投資金額はペイして、次年度以降は配当が見込める。
主人公の周りには、そういうことを聞こうとする人と、それらをすべて見通しているかのように語る人が集まる。

実際の事業は計画としてスタートしたものの、小説かのようにコロコロと転がって行くんだ。
思わぬ事態にドタバタして、思わぬ人が危ない時に手を差し伸べてくれる。
反対に信頼していた人の裏切りがあり、泣いたり笑ったり、時には怒ったりして物事が進んでいく。

これが小説だったら最高傑作と思うぐらい、思いもよらぬ展開が待ち受けている。

明日3日、文化の日に熊本でのゴルフコンペに参加する。
阪神大震災を契機に封印していたゴルフ。
22年ぶりにゴルフクラブを握る。
まともにプレイができるはずはないだろうねぇ

人生すべてが小説のようなものだと考えれば、これも何処かの一小節。
なるようにしかならんのだろう。

愉しんできます。

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雨音のなる道歩く朝の風
【まどか】