問題を抱えると心がささくれる。

ささくれる:とは、実用日本語表現辞典で、棒などの側面や先端が細くめくれたようになるさま。
ささくれ立つさま。気分がとげとげしくなる様子を表す際にも用いる。とある。

心配事が、竹や木などの先端になって心をチクチク刺してくる。
でも、夜も眠れないほどの心配事も、新しい一日を照らし出す太陽にさらされると色褪せるのも事実。
新しい一日になって問題を先送りしたことは何度かある。
しかし、また巡ってくる暗闇の中で繰り返し悩んでいると、闇と同化したかのように悩み事はさらに深い闇に落ちる。
今夜も再び心はささくれる。


あとで考えれば取るに足りない悩み事も、闇の中で考えると希望のないものに見えてしまう。
そんな時の心理状態は、物事を大げさに捉えてしまい、実態よりずっとひどいものだと思ってしまう。

心配事があって眠れない夜は、枕元にメモを置く訓練をする。
いずれ対処しなければいけない問題は、後回しにしてもやって来る。
また、クヨクヨ悩んでいても解決はしない。
いつか解決しなければいけない問題は、糸口を見つけるためにリストを作ることからはじめるのです。

一晩眠れずにあれこれ考えるよりも、メモに書き出しておくほうがずっと効率的だと気づくはずです。





0525
青空に
残る月が
明日を見る
【まどか】