わたしは、なぜ働くのかをずいぶん考えた。


  何のために働くのか――

こう問われたら、何と答えるでしょうか。


働くことは当たりまえです。
生きていくために必要なことなんです。
目指す自己実現のために働きます。
お金のため。
国民の義務。
等など・・・・・・


わたしは、社会人になって「はたらく」こと以外に社会に貢献する手段を持っていないことに気がつきました。
20歳で社会に放り出され、お金はなく、時間だけがあまり余っていた。
当然社会から一人前とは認められず、疎外感を感じます。
どうすれば、この社会の一員として認められるのか?
大企業、有名企業に入れば良いのか?
若かったんですね。

もっと身近に目を向ければ、困っている人たちが大勢いる。
世の中のために役に立つことを考えれば考えるほど、仕事を通してしか社会の役に立つ方法はない。

笑顔で買っていただけるモノを通して、少しでも社会を明るくする。
そして設けたお金の一部を納税することによって、直接自分が出来ないことを税のちからによって社会に還元される。

それが、はたらく「意義」なのだと考えました。

仕事を通して社会の役に立つ。
それがわたしの「生きがい」です。



さぁ今年も残りわずか・・・
  今日も笑顔で働きます。


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にじむ雲
光を透かして
揺れる月
【まどか】