最も理想的な指導者は、部下から存在することさえ意識されない。
部下から敬愛される指導者は、それよりも一段劣る。
これよりさらに劣るのは、部下から恐れられる指導者。
最低なのは、部下から馬鹿にされる指導者。

約束を守らない指導者は、部下の信頼を得ることができない。
立派な指導者は、弁解も宣伝もしない。
すばらしい業績をあげても、それが彼の働きだとは認識されない。
そんなあり方が最も理想的なのである。


老子


1120
少しずつ
あらわる寒さに
絶える花