近代日本を代表する陽明学者・思想家の安岡正篤の言葉に「六中観」がある。

忙中有閑
苦中有楽
死中有生
壷中有天
意中有人
腹中有書 


忙中 閑あり : ただの閑は退屈。忙中の一瞬の閑こそ最高。
苦中 楽あり : 苦をただ苦しむのは動物。いかなる苦にも人は楽しみを見出せる。
死中 生あり : 窮すれば通ず。
壺中 天あり : 世俗にあって自分独自の世界を持てば世界がひろがる。
意中 人あり : 心に尊敬できる人、推薦できる人を持つことが大切。
腹中 書あり : 泡のような知識ではなく腹に収まった哲学が大切。

この「六中観」を安岡正篤氏は、こう結んでいる。

「私は平生窃(ひそ)かに此の観をなして、如何なる場合も決して絶望したり、
 仕事に負けたり、屈託したり、精神的空虚に陥らないように心がけている。」

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太陽が
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