インターネットが普及し始めて20年近く経つ。
そのインターネットは、調べものがあると、すぐに答えを出してくれる。

孔子の言葉に、
「学びておもわざれば、則ち罔し」 (まなびておもわざれば、すなわちくらし)
「思うて学ばざれば、則ち殆し」(おもうてまなばざれば、すなわちあやうし)

人は学ぶだけでは何もはっきりと分らない。(自分の頭で考えなさい)
一人で考え込むと、狭く偏ってしまい危ない。(人から学びなさい)
つまり、孔子は学ぶことも考えることも、どちらも大事だと言っている。

孔子の生きた2500年前は、学びたくてもその手立てすら無かった。
教科書、辞書すらなかった時代に答えを出すには、考えて考え抜くしか手立てはない。
しかし、それでも答えが出ないから、しかるべき師や書物を求めて学び続けなければならなかった。

現代は情報が溢れ、その気になればいくらでも学ぶことができる。
分からないことは、インターネットからすぐに答えを得ることができる。
しかし、私たちは何処かで、自らが「考える」ちからを身に付けなければならない。

答えがすぐに得れる時代だからこそ、「考え抜く力」がいま試されているのではないだろうか。

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