一つ ひなたの山道を
二つ 二人で行きました
三つ 港の蒸気船
四つ 他国(よそ)から着きました
五つ 急いで見に行けば
六つ 向こうの青空に
七つ ならんだ白い雲
八つ 山家(やまが)のおさの音
九つ ここまで聞こえます
 とんとんからり とんからり
十で 港もくれました
とうに港も暮れました


「魚影の群れ」
亭主の死を知った、夏目雅子がくちずさんだ童歌


今年で何回目なんだろう。
やはり、今日が来ると当時を思い出す。

今を生きる者としての幸せと、当時の、灰色の世界の中の赤いランドセルが、私の記憶から消えはしない。
倒壊した家屋から見える、そこにあった日常生活と自然災害の恐ろしさ。
運・不運だけでは語り尽くせない、人生を歩んでいく道には何かが横たわっている。
まだまだ笑顔で語れないが、1995年1月17日のあの日があった。

生きていてくれて良かった。ありがとう。





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今日の空(朝ブログ)
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