「経済」の語源は、中国の東晋時代の古典『抱朴子(ほうぼくし)』(著者:葛洪)にある“経世済民(けいせいさいみん)”の記述にあると言われます。
福沢諭吉はpolitical economyを日本語に訳する際に、中国古典の経世済民から経済を引用したと言われている。

経世済民とは、『世を治め(経め)、民を救う(済う)』という国家統治の枢要を説いた慣用句です。
モノやお金のやり取りを通じて民衆の生活を安定させるという意味が含まれ、
古代中国では『理想的な政治』を意味するものとして使われた言葉です。

「経済」という言葉は耳慣れた言葉ですが、その実態は多岐にわたり漠然としてしまいますが、
私たちの身近なところにあり、生きて行くうえに空気と同じように、なくてはならないものといえます。

時として経済はメディアなどで悪者になる場合もありますが、その本質は無くてはならないもの。
毛嫌いせずに、心から敬意をもって付き合うべきものだと思います。

福沢諭吉が和訳する際に引用した「経世済民」(世を治め、民を救う)が経済の本質だと捉え、
正しく経済を推進することが、将来の日本の子供たちのためになると、わたしは信じます。




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